【食品製造販売業】経費見直しにより損益が改善した事例

事例概要

 

業界として熾烈な価格競争が続いており、経常赤字を3年連続計上していた企業。
メインバンクが赤字補填の融資を行い支援して頂けていたが限界がきた。
新たな融資が出ない状況で資金繰りも悪化し、抜本的な改善が必要となった。
その様な企業に対しては、キャッシュフローの改善が重要。
キャッシュフローの改善には「売上を上げる」「粗利を改善する」「経費を削減する」
という方法があり、今回は「粗利改善」と「経費削減」を重点的に行い業績を改善
させた事例。
固有の社名が特定されない表現になっておりますが、情報の性質上ご容赦ください。

お客様が抱えている課題

 

損益面:実態は3期連続の赤字

    同業他社に比べ、人件費負担が大きく赤字の原因となっていた。

 

財務面:粉飾決算により、実態債務超過の額が▲10,000万円

    地元の名士ということもありメガバンクから赤字補填融資を受けていたが限界がきた。

 

 

具体的な相談内容

メインバンクから折り返し融資が受けれなくなり資金ショートの可能性がある。

資金繰りの抜本的な改善を行いたい。

負債状況

金融機関借入  1.5億円

実態債務超過▲10,000万円

借入月商倍率6ヶ月【危険水位】

業種 食品製造販売業
年商・企業規模 年商3.2億。従業員20名 創業20年
業績傾向

創業20年の食品製造販売業 現在は2代目社長

年々赤字の金額は増加しており、売上減少に歯止めが利かない状況

取り組み

①会社の現状、実態の把握
②実態の決算書を作成
③金融機関へ金融支援(リスケジュール)を依頼
抜本的な経費の見直し
⑤工場の社員へ原価管理の指導による粗利の改善

コメント

今回の事例は「粗利改善」と「経費削減」を重点的に行い業績を改善
させた事例
ポイントは
①抜本的な経費の見直しをおこなった点
②原価管理を行うことで粗利改善を行った点
などが挙げられます。
つまり「キャッシュフローが改善した」ことが今回の改善の重要な点として
挙げられます。
キャッシュフローの改善には「売上を上げる」「粗利を改善する」「経費を削減する」
という方法があります。
しかしながら、「売上を上げる」ことは難易度がかなり高いです。
それは、対象が第三者に依存してしまうからです。
一方で「粗利の改善」「経費の削減」は自社の努力で成果が目に見えて行えます
「粗利の改善」については、工場の正社員へ原価管理について徹底的に指導を行い
細かく細分化することで、粗利益は2%改善することができました。
「経費の削減」については、総勘定元帳から各勘定科目別に支出の徹底的な見直し
を行い、販間費の15%(2,000万円)の削減を実行し、黒字化に成功しました。
日ごろから中小企業の経営者は「粗利の改善」「経費の削減」に対して取り組んで
いますが、第三者の目でチェックして頂くことで、今まで気が付かなかった「ムダ」
に気づきことができるのです。
機会があれば、是非一度実行してみることをお勧めします。