銀行によって保証協会の取扱い方が違うのはなぜ?

カテゴリ:銀行融資

 

 

今回は「銀行によって保証協会の取扱い方が違うとは?」

についてお伝えします。

 

 

保証協会と相性のいい銀行とは?

 

 

保証協会付融資は、どこの銀行でも受けられますが、

相性が良い銀行(比較的審査が通りやすい)というものがあります。

 

 

 

とくに相性がいいのは、第一地方銀行(大都市圏以外)です。

 

 

保証協会付融資を狙うなら、第一地銀を狙うといいです。

 

 

 

とくに「これまでに何度か返済を延滞していた、ひょっとしたら保証協会の

審査が通らないかもしれない」という企業には、おすすめです。

 

 

 

プロパー融資の申し込みでは当行の審査では否決の恐れがある…

 

 

 

このように銀行の担当者が判断した場合、担当者自身が書類を保証協会に持ち込み、

直接、交渉してくれることがあります。

 

 

 

このときに一番影響力を持っているのが、第一地銀なのです。

 

 

 

なぜなら、

各保証協会における融資残高の3割から4割を抑えているのは

第一地銀だからです。

 

 

 

保証協会から見れば、一番のお客様は第一地銀なのです。

 

 

第一地銀はどの銀行よりも保証協会付融資の案件を持ってきてくれます。

 

 

結果、保証協会は「保証料」を得ることができるのです。

 

 

 

だからこそ、

第一地銀の一押しは、保証協会にとって大きなプレッシャーになるのです。

 

 

保証協会と相性の悪い銀行とは?

 

 

逆に保証協会が一番相性の悪い銀行はメガバンクです。

 

 

メガバンク経由で保証協会付の融資を申し込むと、

審査が厳しくなることがあります。

 

 

 

政令指定都市等の首都圏は別ですが、地方に行けば行くほど、

その傾向は強まります。

 

 

 

事実、当社のあるお客様は、メガバンクで駄目だった案件が、

第一地銀ですんなり通ったことがありました。

 

 

なぜ、保証協会はメガバンクと相性が悪いのでしょうか?

 

 

 

メガバンクは地方に出店するだけしておいて、

状況が悪くなるとすぐに撤退してしまうからです。

 

 

 

その点、第一地銀は、倒産でもしない限り撤退のしようがありません。

 

 

それに加えて、保証協会の融資枠において圧倒的なシャアを持っています。

 

 

このため、

保証協会は第一地銀との関係性をより重視する傾向にあるのかもしれません。

 

 

第二地方銀行や信用金庫などもありますが、取扱い残高や実績、担当者との

関係性などを考えると第一地銀の方が、相性が良いと言えるでしょう。

 

 

まとめ

 

 

結果として、金融機関には「メガバンク」「第一地銀」「第二地銀」「信用金庫」

「信用組合」「日本政策金融公庫」など様々なグループがありますが、保証協会付融資

という側面から見れば、第一地銀が最も相性が良いと言えるでしょう。

 

 

 

しかしながら、海外進出への融資、大口融資なら「メガバンク」、創業時は

「日本政策金融公庫」など、それぞれの企業のステージにあった銀行との付き合い方

というものもあるということはお伝えしておきます。

 

 

企業にそれぞれ特色があるように、金融機関にもそれぞれ特徴があります。

 

 

それを加味した上で、お取引する金融機関を選んでいければ良いですね。