赤字会社を黒字化する為に最も重要なこととは

カテゴリ:その他

 

 

赤字続きでは会社は倒産するとは

 

 

経営者の方は赤字を出した時、その赤字を補填するために、

まずは銀行融資を検討されるはずです。

 

 

もしくは、少額であれば自己資金から赤字の補填資金を出される方もいます。

 

 

一時的な赤字(特別損失や偶発的な問題による赤字)であれば、銀行融資等で

会社に赤字補填資金を注入することで、会社の状況(資金繰り)は良くなります。

 

 

しかし、売上の低迷や慢性的な赤字である場合は問題です。

 

 

赤字を出してしまった当初は、銀行も赤字補填資金を提供して頂けます。

しかしながら、赤字補填資金で赤字を補填することを続ければ、必ずどこかで

融資が受けられない時がきます。

 

そうなると、次に社長自身や親族など自己資金を会社に注入し、赤字補填を

行いますが、こちらも必ず限界がきます。

 

その後、買掛先などの支払が遅れがちになり、結果として会社は

倒産してしまうのです。

 

 

 

まずは赤字の原因を追究することが黒字化への第一歩

 

 

では、倒産という状況を回避するにはどのようにしたら良いのでしょうか?

 

 

緊急的に赤字を補填するため(資金繰りを安定させるため)に取引銀行に

赤字補填資金の融資をお願いするということは問題ありません。

 

 

問題はその後です。

 

 

とりあえず、資金繰りが安定したからという安心感から、根本的な赤字の

原因を追究し、改善を行うことを怠ってしまう経営者が非常に多いです。

 

 

実はここが「会社を倒産させるか」「会社が立ち直る(改善)か」の

大きな分かれ道なのです。

 

赤字会社を黒字化する(改善する)ために重要なことは、

早め早めに対策を打つことです。

 

 

赤字の原因を早急に発見し、改善することが何よりも重要なのです。

 

 

赤字の原因を発見した後はどうすればよいか

 

 

赤字の原因を発見した後はどうすればよいのか…

 

それぞれ企業によって赤字の原因は異なっているかと思いますが、

大きく分けて下記の①~④が大半を占めると考えられます。

 

①    売上の減少

②    仕入価格の高騰

③    経費の増加

④    取引先の倒産

 

 

例えば、「売上の減少」であれば、営業戦略の見直しが必要です。

 

 

「仕入価格の高騰」であれば、値上げ交渉、「経費の増加」であれば、

第三者の目線からもう一度経費の見直しを依頼する方法もありますし、

「取引先の倒産」に関しては、今後このような事態で赤字(資金繰り悪化)を

招かないように取引信用保険などの活用が重要です。

 

 

意外と経費削減に関しては、「第三者」に見直しを依頼することで大幅に

削減できる場合もあります。

 

 

理由は経営者自身が必要経費であると考えていても、実際は削減できる経費で

あったという事例は経営改善の現場でも数多くありました。

 

 

「仕入価格の高騰」に対する値上げ交渉についても同様です。

 

 

お客様に対して値上げすることが難しいと思い込んでいることが多く、

しっかりと説明すれば値上げを理解して頂けるケースは現場で多くありました。

 

 

赤字会社の黒字化に関しては、

 

「早急に」

「抜本的な改善を」

「思い切って(固定概念を外して)」

 

行うことが重要なのです。

 

 

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