銀行から融資を受けるためのキャッシュフロー作成のポイントとは?
カテゴリ:銀行融資
銀行からの融資において重要なキャッシュフロー
銀行から融資を受ける際の審査は、特に中小企業にとっては大変なものです。
この際、銀行にキャッシュフローを示すことが融資を受ける上で
有利になると言われています。
では、銀行から融資を受けるために重要な
キャッシュフロー作成のポイントとは何でしょうか?
キャッシュフローは、営業、投資、財務の3項目で計算されます。
融資を受ける際の審査で銀行が注目するのが営業キャッシュフローで、
「営業活動からどれだけの資金が生み出されるか」を示している項目です。
なぜ銀行が融資をする際に注目するかというと、
この営業キャッシュフローが銀行から融資を受けた際の返済原資となるからです。
原則的にプラスである必要があり、マイナスの状態だと会社のキャッシュが
減りますので、銀行から融資を受けにくくなります。
まずはこの営業キャッシュフローをプラスとすることが、
銀行から融資を受けるための条件となります。
銀行融資の借入高と営業キャッシュフロー
融資をする銀行がもうひとつチェックする点が、債務償還年数です。
これは、銀行から受けた
「融資の借入残高が営業キャッシュフローの何年分で返済できるかを計算したもの」で、
「銀行融資の借入残高」/営業キャッシュフロー」となります。
この債務償還年数が10年以内であれば、銀行は「返済能力あり」
として融資を受けつける可能性が高くなります。
逆に、
10年以上であれば、銀行は融資を受けつけにくくなります。
これを改善するためには、銀行融資の借入残高を減らしたり、
営業キャッシュフローを増やす必要があります。
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