知っておきたい債務者区分と銀行による格付けについて

カテゴリ:銀行融資

 

 

銀行の融資を受ける際に、みなさんも「債務者区分」や「格付」

という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

では、この債務者区分や格付はどのような基準で付けられ、

何を意味するのでしょうか?

 

 

債務者区分と銀行による格付

 

 

債務者区分や格付は銀行の「自己査定」の為に行われ、

融資を出している会社ごとに付けられています。

 

 

銀行は融資をする会社ごとに、金融庁の「金融検査マニュアル」に

基づいて債務者区分を付けています。

 

この債務者区分の定義は、簡単に以下のようなものです。

 

 

1.正常先:業績が良好で延滞がない会社。

 

2.要注意先:業績が悪化して財務内容に問題がある会社、延滞がある会社。

 

3.破綻懸念先:経営難が続き、長期延滞の融資がある会社。

 

4.実質破綻先:自主廃業など実質的に営業を行なっていない会社。

 

5.破綻先:破産手続きや、手形の不渡りにより取引停止である会社。

 

 

しかし債務者区分の定義だけでは融資を行なう際の判断基準として

大まかすぎるため、各銀行ごとに独自の規定で、債務者区分を更に

細かく分割した格付と呼ばれるランク付けを行なっています。

(信用格付とも呼ばれます。)

 

 

 

債務者区分と格付は整合性のあるもので、一例では

 

「正常先:格付1~6」

「要注意先:格付7」

「破綻懸念先:格付8」

「実質破綻先:格付9」

「破綻先:格付10」

 

のような設定です。

 

 

銀行はこの格付によって融資の可否や金利の決定を行なっていて、

例えば要注意先以下の格付では融資が厳しくなります。

 

 

 

銀行による格付の方法

 

 

メガバンクなどの銀行では主に定量評価と呼ばれる、会社の財務状況と

融資の返済状況のみ査定により格付がされます。

 

 

ただし、地方銀行及び信用金庫などの格付では場合により、

その会社の能力や将来性を考慮した定性評価を行い、

財務状況による格付よりも格付を上げる場合もあります。

 

 

自社がどのような格付(=企業評価)をされているのか?

を知ることは、よりよい融資条件を引き出すためにも大変重要です。

 

 

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