あなたの会社の融資の審査が通らない理由とは?
カテゴリ:銀行融資
融資の審査が通らないのはどうして?
どこの銀行に申し込んでも、融資の審査に通らなくて困っている…
融資の審査でこのようなお悩みをお持ちの経営者は多いのではないでしょうか?
融資の審査が通らないのはどこに問題があるのか、
きちんと把握して対策をしなければ、例え融資を申し込む先を変えても
審査は通らないままです。
融資の際に行われる審査を知る
融資の際に銀行で行われる審査は主に以下の通りです。
1.反社会勢力でないかなどの調査
2.決算書の審査
3.融資の金額と使途の確認
4.担保余力の調査
1に問題のある会社はまず無いと思われますが、
融資の審査では取引先などに注意が必要です。
2が融資の審査において最も重要であり、
融資の審査が通らない会社の多くはここに問題があると考えられます。
銀行は融資の際に会社の財務状況や経営状況を審査し、
債務者区分と格付を行います。
まず、前期決算が赤字で経営が悪化していたり、
債務超過となっている会社への融資は、審査が通らないことがあります。
また、借入金の返済で3ヶ月以上の延滞があったり、
リスケジュールによる返済中であったりする場合も、
融資の審査が通らない場合があるため、注意が必要です。
これらで融資の審査を通るためには、財務状況を見直し返済能力が
十分であることを示さなければなりません。
3について、審査において融資の金額は
債務償還年数10年以内を目安に決められます。
そのためこれを超過した金額は、融資の審査において
返済能力が指摘されることもあります。
最後に4ですが、融資に対して価値のしっかりした担保があることは
審査を有利にします。
無担保融資では審査が通らない場合も、不動産などを担保にした
融資にすることで審査に通ることがあります。
以上の4点に注意してもう一度、申請内容を見なおしてみてはいかがでしょうか。