経営が悪化した時に、はじめに取り組むべき資金繰り改善とは?
カテゴリ:資金繰り
最近、中小企業におけるキャッシュフロー経営の重要性について
耳にすることが多くなりました。
キャッシュフロー経営の重要性とは一体何なのでしょうか?
経営悪化に対して、はじめに取り組むべき資金繰り改善は
経営悪化のせいで資金繰りが立ち行かなくなって、倒産してしまう。
これは経営者の方なら誰もが考えたことのある、
最悪のパターンではないでしょうか。
売上の不振、無計画な借入、過大な設備投資、在庫の増加などなど…
経営悪化や資金繰り悪化には様々な理由があります。
もしこのような経営悪化に気づいたとき、
経営者はどのような資金繰り改善を行えばよいでしょうか。
経営悪化に陥ったときに大切なのは、
なるべく早く経営悪化の原因を把握することです。
危機的状況になってしまうまでの時間が短ければ短いほど、
資金の調達や交渉など、資金繰りの改善は難しくなります。
よって、経営悪化の原因を正確に把握するために、
まずはじめに「資金繰り表」を作成します。
資金繰り表で経営悪化の原因をしっかり把握して対策を
資金繰り表とは、売上金・借入金のような項目別に、
一定の期間ごとにすべての資金収入と資金支出とをそれぞれ分類・集計し、
資金過不足の状況や資金調達、繰越金の状況などをまとめたものです。
この資金繰り表を作成することで、今後、資金不足に陥るのが
いつ頃なのかという時期を予測することができます。
また、売上・経費・投資・借入の内訳やバランスから、経営悪化
の原因がどこにあるのかを分析することができます。
これにより、経営悪化の原因にあった対策をとることで資金繰り
を改善することができます。
また、常にこの資金繰り表を作成し意識した経営を行なうことで、
事前に危機的状況を把握して経営悪化を防ぐことができるのです。
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