融資条件は返済途中でも変更できるのでしょうか?

カテゴリ:銀行融資

 

融資条件は返済途中でも変更できるか

 

 

融資条件とは融資の際に決定される融資金額や返済方法、利率などの条件のこと。

 

 

 

この中でみなさまが変更できるのか一番気になるのは、融資条件のうち

返済方法の変更ではないでしょうか。

 

 

 

「業績の悪化で毎月の返済が辛く、融資条件を変更したい」

 

 

 

このように変更を望んでいる方も多いのではないかと思います。

 

 

 

融資条件の変更は、銀行へ申し入れることで可能になることがあります。

 

 

 

「既に返済中なのだけれど、変更できるの?」と、変更に不安を抱える方も

いらっしゃるかもしれませんが、変更は返済中であっても可能です。

 

 

 

特に、毎月の返済が資金繰りを圧迫している場合は、銀行へ融資条件の

変更(リスケジュール)を申し入れて返済額を減額変更し、資金繰りを

立て直すことも重要です。

 

 

 

融資条件の変更における注意点

 

 

リスケジュールによる融資条件の変更においては、

大きく2つの注意点があります。

 

 

 

1つ目が、融資条件の変更をした後に二度目の変更は難しいこと。

 

 

 

2つ目が、融資条件を変更してから、変更期間が終わるまでは

新たな融資は受けられないことです。

 

 

 

これは借り入れる金融機関を変更しても同じで、融資条件の変更期間中は

新たな融資を受けることはできません。

 

 

 

返済能力が足りないために融資条件を変更しているのですから、

当然のことです。

 

 

 

また、融資条件の変更により返済額を減額変更すると、

それだけ返済期間が長期になることも理解しておく必要があります。

 

 

 

そのため、

融資条件の変更を申し入れる場合には、変更においてどのような

注意点があるかをきちんと把握し、どのように変更すれば資金繰りをしながら

返済することが可能なのかをしっかりと計画しなければなりません。

 

 

 

 

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