資金調達の方法として、注目を浴びている少人数私募債とは何か?

カテゴリ:資金繰り

 

 

資金調達の決め手、少人数私募債とは?

 

みなさんは「少人数私募債」という言葉をご存知でしょうか?

 

 

 

この少人数私募債は、資金調達法のひとつである社債の一種です。

 

 

 

社債と聞くと大企業が資金調達のために発行する公募債を思い浮かべますが、

この少人数私募債はある条件を満たせば発行ができ、

小規模の企業でも資金調達ができるものです。

 

 

 

このような直接的な資金調達は、銀行融資などの間接的な資金調達の

ように担保の用意や審査の必要がないため、うまく利用することで

資金調達をスムーズにすることができます。

 

 

 

 

 

この少人数私募債の発行には以下の条件を満たす必要があります。

 

 

 

1. 発行者が法人であること。

 

 

 

2. 勧誘者が50名未満であること。

(ただし6か月以内に同じ条件で発行した社債は同一のものとみなされ、

勧誘者の数も合算される。)

 

 

 

3. 口数(社債総額÷1口の金額)が50未満であること。

 

 

 

4. 譲渡制限を設けること。

 

 

 

このような制限があるため、少人数私募債は会社みずからがその縁故者や

関係者に対して直接募集を行ない、資金調達をするものになります。

 

 

少人数私募債による資金調達のメリット

 

 

では、少人数私募債による資金調達のメリットは何でしょうか。

 

 

 

1つ目に、

銀行融資による資金調達に対して担保や保証人が不要であり、

用途が自由であることです。

 

 

 

2つ目に、

一括返済であるため、利息以外で毎月の支払いがなく

資金繰りに余裕ができることです。

 

 

 

3つ目に、

社債の支払利息は税法上で損金計上をする事ができることです。

 

 

 

4つ目に、

少人数私募債により資金調達をしたという情報は、

会社の信用力を対外的にアピールし、銀行融資による

資金調達でも有利になることです。

 

 

 

このように少人数私募債は、発行に条件はあるものの、

メリットが多い資金調達法なのです。

 

 

 

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