銀行員が上司を連れてきた時の思惑は? 2/2

カテゴリ:その他

 

 

 

今回は「中小企業と金融機関」銀行取引対応編

「銀行員が上司を連れてきた時の思惑は?」の後編をお伝えします。

 

前編はこちら  銀行員が上司を連れてきた時の思惑は? 1/2

 

 

 

銀行の担当者が連れてくる上司別対策

 

 

あなたの会社を担当する得意先係担当者が連れてくる上司は、

得意先係の上司が圧倒的に多いかと思います。

 

 

得意先係の上司がなぜ担当者と同行してやってくるかは、

前編で述べたように、様々なケースが考えられます。

 

 

 

1.     拡販したいケース

 

2.     もう一押しケース

 

3.     あいさつケース

 

4.     審査・保全ケース

 

5.     謝罪ケース

 

6.     ピンチケース

 

 

いずれのケースかをいち早く察知して、それに合わせた対応を取るべきです。

 

 

一方、融資係の長が担当者に同行してやってくる場合は、

審査・保全のためと考えて間違いないでしょう。

 

 

この場合、あなたの会社の実態を、融資係の長は細かく聞いてきますが、

隠し事をせず事実を話すとともに、マイナスの情報があったらそれをプラスにするために、

会社ではどういう取り組みを行っているかを伝え、よい印象を

融資係の長に持ってもらうことが重要となります。

 

 

支店長が担当者に同行してやってくる場合は、

あいさつ回り、というケースがほとんどです。

 

 

その場合、支店長に対し、融資を受けたいなどと要望を話しても、

 

 「担当者を通して申し込んでください」

 

と言われるか、支店長が担当者に

 

 「あそこの会社、融資を受けたいと言っていたぞ」

 

と伝言で終わることが多いものです。

 

 

 

支店長が同行して訪問してきた場合は、融資申し込みなどの具体的な話をするよりも、

あなたの会社のアピールに努め、支店長に、あなたの会社のことを好印象に思ってもらう

ようにしましょう。

 

 

このように、どのような立場の人が担当者に同行してやってくるか、

またその目的は何か、を早く察知して、それに合わせた企業側の行動を取ることによって、

銀行と上手につき合っていくことができるようになることでしょう。

 

 

 

支店長のタイプは営業畑か?融資畑か?

 

 

最後に、支店長は、大きく分けて2つのタイプがあります。

 

1.    営業畑

 

2.    融資畑

 

 

 

営業畑とは、営業を重視するタイプです。

 

 

銀行の最も大きな収益源は融資による利息収入ですが、

それを大きくするために、多くの融資を行おうとします。

 

 

一方、

融資畑とは、いかに貸し倒れを出さないか、を重視するタイプです。

 

 

融資先企業が倒産することにより貸し倒れとなって

損失を出してしまうことを大きく嫌います。

 

 

営業畑の支店長となった場合、その支店の融資は積極的になり、

融資畑の支店長となった場合、その支店の融資は消極的になります。

 

 

 

支店長が代われば、その支店の融資方針は大きく変わることもあるため、

現在の支店長はどちらのタイプか、見ておくとよいでしょう。

 

 

 

また、あなたの会社に支店長が訪問してくるときは、どちらのタイプかによって、

あなたが話しておくべき内容も異なってきます。

 

 

営業畑の支店長へは、

 

 「いかにあなたの会社に将来性があるか、

 そしてどうやって売上を多く獲得していくのか」 を伝え

 

 

融資畑の支店長へは、

 

 「いかに自社は経費削減に努め、利益を多く計上できるようにして、

 会社を安全な体質にしようとしているか」

 

を中心に伝えていくと、訴えかけるものも増えていくでしょう。

 

 

↓こちらも良く読まれています。

――――――――――――――――――――――――――――――

 

銀行員が上司を連れてきた時の思惑は? 1/2

銀行員との賢い付き合い方とは?

銀行にクレームを言うには 1/2

銀行にクレームを言うには 2/2

 

――――――――――――――――――――――――――――――