経費削減では社員の意識付けも重要な要素であるとは?

カテゴリ:資金繰り

 

 

コラム「資金繰り改善のポイントとは」

 

 

「資金繰り改善」編

 

今回は「資金繰り改善のポイント 経費削減では社員の意識付けも重要な要素であるとは?」

についてお伝えします。

 

 

社長が変わらなければ、社員は変わらない

 

 

経費削減は、社員に「経費削減をしてください」と言って、やれるものではありません。

 

また、経費削減を最も意識をもってやっていけるのは、経営者です。

 

経営者自らが、1つ1つの経費を見て、削減できないかどうか、必要な経費であるのなら

もっと安くできる方法はないか、考え、行動していってください。

 

赤字で資金繰りが厳しい会社は、その経費削減の取組が足りていないものです。

 

資金繰りが回っていた時に会社全体で経費を削減していこうと思っても、社長、経営幹部、

社員、全員が高コスト体質になっています。

 

社長が変わらなければ社員は変わりません。

 

まずは社長自らが、経費削減に動きます。

 

例えば、社長が電車で行ける距離でいつもタクシーを使っていたのなら、

電車で移動するようにします。

 

新幹線でいつもグリーン車に乗っていたのなら、普通車に変えるようにします。

 

「社長は考える時間を作るためにタクシーを使った方がよい」

 

「社長は体を休めるためにグリーン車に乗った方がよい」

 

と勧めている本がありますが、そういうことを鵜呑みにしているから、

高コスト体質になるのです。

 

電車の中でも考える時間は作れます。

 

普通車でも体は休められます。

 

経費削減を行うのなら、まずは社長自身から変えていきます。

 

そうすると社長は、社員の経費の使い方に敏感になってきます。

 

社長がふだんタクシーに乗っていた時は、社員もタクシーに乗って、経費精算で領収書を

出してきても、社長はたいてい気にしないものです。

 

しかし社長がタクシーを使うのをやめると、社員がタクシーを使っているのが

とても気になってきます。

 

そして、社員にタクシーを使うことをやめさせるようになります。

 

こういったことの積み重ねが、会社全体の大きな経費削減に繋がっていくのです。

 

そして、社員に何回も何回も言っていくことです。

 

社員1人1人の高コスト体質を変えるのは容易ではありません。

 

社員は、頭で分かっていても、それが行動に結びつくまでには、相当な根気と時間が必要です。

 

それでも何度も何度も説き続けていけば、必ず変わってきます。

 

まずは社長の意識を変える。

 

社長の意思が変われば、社長の行動が変わる。

 

社長の行動が変われば、社員の意識が変わる。

 

社員の意識が変われば、社員の行動が変わります。

 

行動の変化は、着実に数字となって表れてきます。

 

その数字の成果を、いつでも社員全員が確認できるように、見える化することも重要です。

 

無駄な経費を削減して、資金繰りを改善していきましょう。